透明人間になれる** 『インビジブル』。その**を使い主人公は様々な願望をかなえていき、そして……。クーラーが壊れた暑苦しい部屋で、主人公の藤ヶ谷まさしは父親である自称天才科学者・藤ヶ谷博士から、さらに暑苦しい自慢話を聞かされる。「ついに完成したぞ! 透明人間になる**だ!!」……そんな一昔前のSFショートショートみたいな話、あるわけがない。しかし、**を飲んだ彼の身体はみるみる透明になって行った。銭湯の女湯、深夜の学校、見知らぬ女の部屋……。様々な場所を覗いているうちに、まさしは街にはびこる巨大な陰謀の存在に気付く。大切な幼なじみが、理想の彼女が、学園一のアイドルが、喫茶店の看板娘が、美貌の婦人警官が、彼らの毒牙にかかろうとしている。果たしてまさしは、彼女たちを救うことが出来るのだろうか?
2003年に“Invisible”から発表された異色作がダウンロード版で登場! 透明人間となって、風呂屋を覗いたり、ストーキングしたりというのが主な内容だ。汚染を予感させる設定だが、Hのほとんどは和**。また、ゲームの途中で登場する巨大新興宗教の教祖にヒロインが寝取られるという展開もアリ。異色なのは、ゲーム中に登場する美少女やエロスとは関係のないCG、立ち絵、事件の数々。細かいネタが暴走特急のようなテンポで展開し、遊び心満載で飽きさせない。また、ヒロインたちとの掛け合いも脱力ムード満点で、バカゲー好みのユーザーにはオススメの作品だ。
野々村泰江
森下千鶴
山瀬静香
後藤美雪
大森佳代