普通の蛍と違って7月中旬が盛りの珍しい「夏蛍」が生息する「狭土ヶ島」。主人公“一弥”は幼い頃に両親を亡くし、妹の“水夏”と共に縁のある狭土ヶ島の神社に引き取られた。周囲の人々は彼らに優しく、家族同然に接してくれたが、寂しさを拭えない一弥は時々森の奥の池でひっそりと泣いていた――その手には母の形見である『蛍の涙』がいつも握られていた。そんなある日、蜘蛛の巣にかかった蛍を助けた一弥に、一人の少女が話しかけてきた。仲良くなった二人は、一緒に蛍を眺めて時を過ごした。その笑顔の眩しさに、次第に惹かれていく一弥。だが「明日も一緒に遊ぼう」と約束した翌日、少女は現れなくなった。一弥の手には、少女にあげるつもりだった『蛍の涙』だけが残された。……時は流れ、学園2年生になった初夏。「夏蛍」の季節の頃、クラスに転校生がやってきた。季節外れの転校生というだけでも珍しいのに、それが超弩級の美少女ということで熱狂的一部男子の煽動もあり、学園中がひっくり返るほどの大騒ぎに。その喧騒のなか、女の子を見た一弥は驚いていた。彼女は、一弥が蛍の池で出会い、約束を果たせないまま別れた“片瀬観琴”だった……。
風光明媚な島で過ごす、のんびりゆったりした時間。静かに熱を帯びていく、ヒロインとの恋情……。“Rabbit”が贈る田舎ノスタルジック恋愛ADV、ついにDL版リリース! **の頃の、ちょっと不思議で淡い恋の記憶……。そして成長した主人公の前に、もう一度“彼女”は現れた。果たされなかった約束を、彼女と共に紡ぎ直すのか? それとも、他の気になる女の子と、初夏の恋を紡いでいくのか? 本作はそんな、楽しくて、切なくて、ちょっと不思議な純愛AVG。汚染や寝取られなど、ネガティブな要素は無く、ひたすらハッピーエンド目指して、トキメキたっぷりの甘い時間を積み重ねていく内容だ。求めあう二人のエッチシーンは、100%ピュアなラブラブ&ドキドキな秘め事! 学園モノの純愛が好きな人は、間違いなく大満足の作品だ。
片瀬 観琴(CV:草柳順子)
剣持 水夏(CV:青葉りんご)
倉本 和奏(CV:七ヶ瀬輪)
御坂 柚季(CV:金田まひる)
川神 かすみ(CV:楠鈴音)
雨宮 葉月(CV:小倉結衣)
名護 智史(CV:風見トーリ)