名家の令嬢として生まれた「周芳院 櫻子」は、家族に愛され、友人に愛され、令嬢と呼ばれるに相応しい気品と気高き心を持つ、美しい女性だった。「櫻子」には、輝かしい未来が約束されているはずだった。しかし、時代がそれを許さない。時代の移り変わりに順応出来なかった「実家」が「没落」の危機に陥ってしまう。狙いすましたように「櫻子」に囁きかける声。それは、彼女の家への融資を盾にした提案――「商品としてオークションに出る事」であった。悪魔の如き囁きに「家族」や「未来」を憂いた「櫻子」は呑まれていく。かくして、その純真無垢な肢体は、「オークション」で金と淫欲が渦巻く男の群れへと捧げられ、衆人環視の中で純潔を散らすのだった。だがしかし、それは更なる淫獄へと堕とされる始まりにしか過ぎなかった。たった一度のその過ちが「妊娠」という結果を招いてしまったのだ。打ちひしがれる「櫻子」に「オークション主催者」が再び囁きかける。「妊娠の事実を隠匿したければ、オークションへの参加を継続し、更なる貢献によって条件を満たせ」と。こうして、選ばれた者達だけが集う閉鎖空間の中で「櫻子」の美しく清らかな肢体は変態嗜好家の「欲望の糧」となり、徹底的に蹂躙されていく。そんな中、「櫻子」に「変化」が訪れる。卵から雛が孵るように。蛹から蝶が羽化するように。それは彼女の内に流れる、淫蕩な血の目覚めだった。そして学園は裏の顔も持つ。礼拝堂の地下に「会員制高級売淫クラブ」がある。出品物は全て、没落等の理由により身を窶した学園生。晩餐会の同時間帯に、このクラブも運営されている。「胎内に宿る命」への危機感や焦燥感を抱きながらも、自ら変態的な行為へと深く深く耽溺していく「櫻子」。そんな彼女に「胎内に宿る命」への決断の時が迫る……。「櫻子」の絶望と苦悩と歓喜の声が谺(こだま)する中、少女が選びとる結末、その未来とは?
気高く、美しく、聡明で凛々しく――見事なまでに可憐な令嬢が、自ら決断し、その身を捧げた淫らなオークション! 欲望をむき出しにした、ド変態、ド**な男どもによって、コッテリ、濃厚に、激しく嬲り**されていく令嬢は、恥●と恐怖と屈**の底で、いつしか悦楽と官能に支配され、“ありのままの姿”を開花させる! 限界を超えたエロスがプレイヤーを恍惚とさせる“アイル”から、またしても過激な作品が誕生した! 令嬢が娼婦としてオークションに出品される興奮の展開! 一度の過ちが「妊娠」という結果を招き、事実を隠匿するために自己犠牲を繰り返す、絶望的に淫らなストーリー! 学園の闇が巣食う会員制高級クラブを舞台に、狂気の宴が幕を上げる!
周芳院 櫻子(すおういん・さくらこ)(CV:野々村紗夜)
周芳院 櫻子・大人バージョン(30代)(CV:野々村紗夜)
柊 真由香(ひいらぎ・まゆか)(CV:唯香)
柊 真由香・大人バージョン(30代)(CV:唯香)
勅使河原 敦(てしがわら・あつし)