キャラクター |
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昭洸
本編主人公。 全皇帝だった父親の死後、第2代皇帝に選ばれたものの、義弟・檜光によって国を追われ、逃亡の旅に出る。 明朗快活で、無邪気な性格で、身分も関係なく接する気さくから民にも人気がある。 幼い頃から自分を支えてくれていた将軍・郭隗を心から尊敬し、全幅の信頼を寄せている。
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郭隗
燕国の一騎当千と謳われる将軍。 鴻将の二つ名を持つ忠義と武をもって燕国を支える文武に優れた武人。 北方民族の孤児であった子之を引き取り、実の息子のように育ててきたが……。
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子之
燕国宰相。 計算高く、他の宦官を追い抜き若くして宰相となった。 北方民族の出身であるが故に、周囲から蔑まれてきたが、常に義父である郭隗の優しさによって耐えてきた。 いつしか郭隗を父としてではなく、ひとりの男性として愛するようになった子之は、郭隗を独占する昭洸を憎むようになる。 彼が起こしたクーデーターは、本来、皇帝一族を一掃し、郭隗を王にするためだった。
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趙魏
「昭洸軍最**の男前」を自称する元山賊の頭領。 昭洸に王の資質があることを見抜き、また一目惚れしたことから**引に仲間になった。 自信過剰で乱暴ものだが、陽気で男気のある性格。 武力も高いが、統率力にも目を見張るものがある。 昭洸を思うあまりに郭隗とぶつかることもあるが、郭隗を男として認め、尊敬している。
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幽鬼
元は燕国第二代皇帝・檜光の子飼いの暗殺者として、昭洸の命を狙うも失敗し、許されて仲間となり、現在は、昭洸の忠実な護衛となる。 檜光とは幼馴染で、深い愛情を寄せている。 無口で無表情、沈着冷静な性格。 しかし、昭洸らと行動を共にするなかで、徐々に彼の心に変化が……。
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檜光
燕国第二代皇子。 本来、義兄の昭洸が次期皇帝の座に就くはずだったが、宰相である子之の**計によって昭洸を国から追い出し、自ら皇帝の座に就く。 自己中心的で器が小さく、その子悪魔的な風貌から王者の風格は感じられない。 政も基本的に子之に頼りきりで、子之の傀儡に過ぎない。
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黄順
かつて昭洸を篭絡しようとした大貴族・黄徳の甥。 斉で医学と法学を学ぶために留学していたものの、黄徳の**した罪によって、勉**を続けることが出来なくなり、燕に戻ってきた。 勉**熱心で、医学はまだ未熟ながら、患者への尽くす気持ちは高い。 国の英雄である郭隗に憧憬を抱いているようだ。 また自分の理解してくれる黄徳も慕っている。
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市被
燕国第二の将軍。 英雄として尊敬と羨望を集める郭隗をライバル視し、憎んでいる。 武将としての力量は平凡で、おだてられると弱いお調子者だが、忠誠心が**く、現皇帝・檜光と国の未来を心から心配している。
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黄徳
燕国の名家に生まれた貴族。 エリート完了だったが、早くに隠居し、自らの楽しみに耽っていた。 謀反人として追われていた昭洸をかくまうふりをして裏切るも、郭隗らによって、その陰謀を阻止される。 それがきかっけとなって改心し、昭洸のため、一心に働くようになる。
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周師
元は市被が率いる軍の指揮官だったが、市被が昭洸らに撃退されたことによって、昭洸の軍門に下る。 昭洸、郭隗に深く心**し、**い忠誠心を示すようになる。
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蘇代
斉国の大臣。 柔らかな物腰ながら、何処か油断のならない男。 表向きは斉国の王に忠誠を誓っているようだが……。
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匡
燕に攻め込んできた斉の最高指揮官。 斉王の腹心であり、彼自身も王を尊敬し、絶対の忠誠を誓っている。 まわりくどい策を弄することを嫌い、その戦術は力押し一辺倒。
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食客
郭隗への一宿一飯の恩を返すため、昭洸の力となって、様々な場所で暗躍する男。 情報収集や後方かく乱など、スパイや忍者のような活動が得意。 自信家で口達者。
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