「クッソ! 離せよっ! 離しやがれっ!!」 ――私立・麗宋学園(れいそうがくえん)。その地下には、一般の教員には 手に負えない問題児専門の更生施設が存在する。滅多に使用されることのない この施設だが、その管理を一任されているのは学園の養護教諭でもある稲原義 人(いなはらよしと)であった。 今回のターゲットは白河恵里菜(しらかわえりな)。大手不動産業を営む資 産家の令嬢だ。本人は所謂、ギャルというヤツで、親の支払っている多額の寄 付金をいいことに学園でもやりたい放題の日々を送っていたが、その行動は日 に日にエスカレートしていきついには職員たちの不満が爆発してしまった。さ すがに校長もこれは看過することが出来ず、義人に恵里菜の矯正を命じる。 「まぁ恵里菜クン……そう騒ぐな。そうだ、このアロマでも嗅いで少し落ち着けよ」 「だれが、そんなものっ!!! くっ、やめろおおおぉぉぉぉーーーっ!!」 義人は自分の調合した**剤を使用することによって対象の意識を混濁状態に し、暗示を掛けることで**状態に陥らせることができるのだ。こうして大人 しくなった恵里菜を前にほくそ笑む義人。 「クククッ、大人しくなったか。では手始めに……」 そうやって過去、何人もの問題児たちを食い物にしてきた彼は助手の諏訪清 華(すわせいか)と共に今回も生意気なメスを毒牙に掛けていくのだった。
■世界観設定 古い歴史と伝統を持つお嬢様学校『私立・麗宋学園(れいそうがくえん)』。 最近は学生不足から経営のため、少し問題のある生徒も金銭次第で受け入れる ような運営体制になっている。そのため、度を越した札付きの悪が入学するこ とも増えたため、教職員は頭を抱えている。 ■ゲームの目的 札付きの問題児である恵里菜は有力者である父親の威光を笠にやりたい放題。 多額の寄付金もあるため、教職員たちは彼女に意見することができません。ま さに学園の女帝といった感じに振舞っている恵里菜に対して、**を施し従順 な生徒に矯正するのが主人公・義人の目的です。そのために助手の清華や、恵 里菜を快く思わない、校内の生徒や職員などの協力も取り付け、恵里菜を立派 な模範性に矯正してやりましょう。
白河恵里菜(しらかわえりな)
諏訪清華(すわせいか)
稲原義人(いなはらよしと)