 キャラクター |
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藍丸(CV:上河創)
半妖。 江戸の街・浅草で人間として、何でも屋を営んで暮らしている。 三歳の頃に母親が死亡し、それ以来雷王、弧白をはじめとする妖達と暮らしている。妖としての能力は緋の炎を出し、攻撃出来ること。 好きなものは和菓子の金鍔。いつの間にか集まってきた他の妖怪に身支度の一切をさせている。 妖怪達は喜々としてそれをするので実際の生活能力は低い。 自分が半妖で、なおかつ力がある所為か他の不幸な境遇の妖の面倒も見ている。 いつも煙管で煙草を吸っているが、煙管の中には極楽蝶という妖が住んでおり、いざと言う時には小太刀に変わり藍丸の武器となる。 体術・剣術共に得意。
「俺は半分で、両方だ。だからこそ分かることもある」
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雷王(CV:犬野忠輔)
妖。 藍丸の母親に主人公の後ろ盾を頼まれてからずっと一緒にいる。 それ以来藍丸の教育、また身の周りの世話などを引き受けている。 闘いは肉弾戦が中心。雷、の名の通り雷を纏って攻撃することが多い。 本能で動く妖達の中にあって思慮深く、豪奢な事を好まない質実剛健を旨とする性格。
「お前の母親は、お前が人として生きることを願っていた。俺はそれを守り続けて行くだけだ」
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弧白(CV:ルネッサンス山田)
妖。 いつの頃からか藍丸と共に居る妖。 雷王が人間として生きることを主人公に勧めるのに対し、弧白は妖として生きることを勧めていく。 自分ではあまり戦わず、従属に戦わせる。従属が消滅しても構わないと思っている。 自分の本意はあまり見せず、藍丸の言葉に従う。従属する快楽にしたがっている妖らしい妖。
「おや…、ただの儀式なのに、舌を入れられて興奮したか?」
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桜螺(CV:丈隆志)
人間。 長い髪を後ろでまとめ、大刀を二本差している浪人風の男。 表情を変えることは少なく他者とあまり関わらない性格だが、一度懐に入れた相手に対しては情が厚い。 突然藍丸に剥妖刀を突きつけ窮地に立たせるも、 ぎりぎりのところで今日丞に邪魔をされ逃げられる。 加えて「衆道の**罪者」呼ばわりされたことに憤慨し、今日丞とはその後も犬猿の仲となる。 持っている剥妖刀は非常に力に溢れており、その刀を使う為にある契約をしている。 桜螺、という華やかな名はその為のものである。
「…殺しはしない。ただ消すだけだ…お前の、妖の半身を」
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久慈今日丞(CV:.北野大地)
人間。 藍丸の危機を二度にわたって助けてくれた侍。とある旗本の次男坊だが、次男の為家督相続権は持っていない。 しかしいつも家族の事を大事に思っている。 優しげな顔ではあるが、道場で師範代を努めるほどの剣の達人で、人望も厚い。 依頼の為、藍丸に刀を突きつけている桜螺に対して挑発的な態度を取るなど、あまり気に喰わない人物に対しての態度はやや慇懃無礼。 加えて修めている剣術や考え方の違いから、後々まで桜螺とは相容れない存在となっている。 雷王や弧白からは、今日丞の気配の無さに警戒されている。
「男を襲ってお縄になる位なら、陰間でも買えば良いものを…」
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七絡(CV:先割れスプーン)
妖。 藍丸を憎み、殺そうとする蜘蛛の妖。 いつも無表情だが、藍丸のことになると目の色が変わる。 暫くの間ある人物を探していたが、既に此の世に居ないと分かるや藍丸を見つけ出し、殺そうとする。 ある出来事が切欠で藍丸に歪んだ想いを抱くようになり……。 弧白とは面識がある。
「殺してあげる……、殺してあげるからね……藍丸!」
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嘉祥(CV:一条和矢)
妖。 非常に永い時を生きている大妖。羽織役であり、沢山の従属を持つ。 人間の世界では大店を営んでいるが、裏の顔は様々な道具から違法**種まで取り扱う闇の商人。 藍丸と同じように依頼を受ける事もあり、今まで何度か藍丸と対立している。 妖はただ存在そのものであり、善も悪も存在しないという考え方を持つ。それ故、従属に後ろ暗いものが居ても気にはしない。 嘉祥という名前は本当の名ではない。生まれたのが余りにも昔だったため、名前すら忘れてしまった。 そのため覚えのある年号から名をとっている。よって「嘉祥」は「仮称」という意味も含んでいる。 そんな彼にとって、歳若い藍丸は赤子同然である。
「――逢い引きならば、お前の閨(ねや)でというのが、一番の本望だが……」
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襲(CV:木戸隆也)
妖 元は平安時代に作られた帯が妖化し、今に至る。 嘉祥の従属として完全に**しており、仕事では伝言役などを務めている。 藍丸達とも交流があり、妖刀の依頼を持って来たのも襲である。 妖として**い力を持っているわけではないので、弧白などにはぞんざいな扱いを受けることもある。 しかし自身を移動させたり、物を一瞬にして遠くに飛ばすなど「狭間」を使役するという特殊な能力をもっており、珍しい存在である。 美しい帯や布が好き。人間は好きではない。
「嘉祥様……!」
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蝶寵(CV:師太郎)
剥妖刀。 桜螺の住む村を守っていた神。人間に望まれ神となったもので、憑神といわれる存在。 信仰によって力を**めも弱めもし、正統なる血筋のものが蝶寵を使役することにより真価を発揮する。 優しい性格で、桜螺のことを自分の弟のように慈しんでいる。 ある晩村に夜盗が襲い掛かり、 最後にたった一人助けることが出来た子どもへ「桜螺」という名を与え、名を以って自らの力を使う契約をする。 桜螺が力を行使する程に身は削られていくが、苦しみを表に出す事は無い。
「桜螺……、我が愛し子よ」
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