あなたは最愛の妹のカラダを抱けますか?ピッ・・・ピッ・・・・・「ん・・・・・・・・」どうやらあの事故から数日が経っていたみたいだった。病院で最初に目を覚ましたのは俺だったらしい。俺は綾香とさちえがどうなったのかと心配だったので看護士さんに聞いてみた。「・・・さちえは・・綾香は大丈夫なんですか!?」「大丈夫ですよ。別の治療室で元気にしています。」大丈夫だとしか言われなかった。それしか言われないことが余計に不安を駆り立てた。それから2日経った日、看護士さんの声が聞こえてきた。「女性の方の意識が戻りました!」どっちの意識が戻ったんだ?と俺は気になった。先生達の後をついて急いで病室へ行った。さっきまで体中痛かったのだが、そんなことを感じることもなく二人の病室へ向かった。うっすらと目を開けていたのは綾香の方だった。俺は綾香に駆け寄った。「綾香・・綾香!・・・良かった・・・」だが綾香から出た言葉は俺の予想とは違うものだった。「・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・・・・・」−その日から俺達の異常な生活は始まった−
さちえ CV:伊藤瞳子
綾香 CV:伊藤硝子