時は2046年。人は人ではなく、ただのヒトとなった未来。そんな時代に生きる三島冴子は、文学者の作品を全て覚えさせられることを課せられた「生体文庫」。ある時、彼女は死を望んだ。この時代、国は自殺を容認しており、そうした自殺志願者は、市民登録を抹消された後、「公衆安楽福祉施設」に送り込まれることになっていた。この施設は、娯楽さえも制限、管理されるようになった未来において、一般人の性欲発散装置としての機能を果たしていた。要するに自殺志願者は、全ての手続きが済み次第、国公認の「性欲処理道具」にされるのだ。はたして、三島冴子の人としての生は終わった。そして彼女は“桜桃（みざくら）”と自らを名乗り、永久的な快楽と、刹那的な死を、ただひたすらに望むが……。
“EROTICA BLACK”第五弾タイトル、フルトーク喪服少女被虐アドベンチャーがダウンロード販売開始。物語は、退廃的な近未来が舞台。「公衆安楽福祉施設」と呼ばれる“性欲処理場”に送られたヒロイン・桜桃（みざくら）は、そこでこれまで味わったことのない快楽と苦痛が渾然一体となった“責め”を体験していく。そんな倒錯的なエロスをヒロインの独白（＝一人称）によって、今、その恥●の責めによってヒロインが何を感じ、どう思っているかが、臨場感豊かに語られる。ヒロインが**いられる責めは、ストーリーが進むにつれて過激にヒートアップ。既にヒロインは人ではなく性処理の道具――、物でしかないことがあからさまに伝わってくる性描写は圧巻だ。はたして、“死”は少女を真の自由へと導くのか、それとも……。
桜桃 （CV：芹園みや）
作品詳細／商業ゲーム作品
