キャラクター |
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一ノ瀬 結愛(CV:かわしまりの)
【“秀綱流”を操る居合の申し子にして解放者<テスタメント>】 竹を割ったような爽快な性格で学園では男女問わず人気が高い。 昔から瑠依の隣に住んでいて幼馴染としてお姉さん的な素振りを見せていたが、 実際は瑠依のほうが落ち着いて見えるなど、精神的にはほぼ対等な関係。 過酷な稽古故に門下生が瑠依と二人だけになってしまった道場の師範である瑠依の父親から、 剣道・居合い等を受けていた過去がある。 才色兼備という言葉が当てはまらない理由があるとすれば、 それは意思の**さからくる奔放な言動と、 他人の評価を気にしない性格が原因と言える。
「復讐と恋愛においては、女は男よりも野蛮である。バーイ、ニーチェ」
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ヴィヴィ・アルハザード(CV:青葉りんご)
【“解放者<テスタメント>”として時代を駆け抜ける時の旅人】 二世紀以上昔より老いずに現在の姿を維持し続けている。 長大な鎌を振りかぶり、無慈悲に人を殺戮する姿を目撃されては“死神”と噂され、都市伝説のひとつとして人々の話題作りに一役買っている。 ノルマをこなすが如く効率的に“支配者<レグナット>”を斬り裂く事だけを考え、そこには一切の私情を挟まない。 口封じのため瑠依の命を狩り取ろうとするが、寸前のところで姿を消す。 戦場の中心で暴れる彼女の真意を知る者は、いない。
「ここから先は死の境界線。一般人お断りだ」
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鷹宮 歩(CV:草野花恋)
【おしゃべり好きで元気いっぱいの向日葵のような少女】 父親を失くし一人身となった瑠依を快く迎え入れた『牛々神社』一人娘でもある。 最近では年頃の女の子らしく恥じらいを持とうとするが、あまり上手くいく様子はない。 生まれた家柄から、やがては父親と同じ神道をたどらなければならない定めにある。 日々、巫女として修行に励んでいる……と断言できるほど 真面目に打ち込んでいるようには見えない。 『牛々神社』と“死神”は浅からぬ因縁関係にあるらしい。
「お兄ちゃんがどうしてもって言うなら、あゆはオールオッケーだし♪」
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向ヶ丘 夏奈(CV:秋野花)
【日常会話の手段に携帯<メール>を用いる消極的な少女】 長らく病気で休学していたが、ある日を境に復学して瑠依と同じクラスになった。 瑠依が“死神”の存在を知ってしばらくした後、夏奈も『牛々神社』と同じく “死神”と深い関わりのある組織に属しているとわかる。 鞄の中に忍ばせているショットガンを用いて“支配者<レグナット>”に対抗する。 **行派組織の一員だと知り警戒する瑠依をよそに、本人は至って普通の態度をとっている。 組織の思惑と夏奈の目的は必ずしも同じではないようだが……?
「メール……使ってほしい……」
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イリーナ・E・トルスタヤ(CV:桃井穂美)
【妖艶な笑みで人々を魅了する眼帯美少女】 育ちの良い品のある立ち振る舞いをするが、 時折、意図的にエロスを振り撒く変態な面がある。 周囲から浮いたゴスロ●服が扇情的な性格を象徴している。 針を用いた技術(縫合や刺繍)を得意とし、 自作した人形を亡き母親<ローザ>の名前で呼んでいる。 人形の分の食事を用意したり、話しかけたりと、過度なコミュニケーションを取る姿はどう控えめに言っても他者依存型倒錯者。 過去に“死神”と出会ったことがある。
「くしくし。上手にエスコートして頂けたらたっぷり“お礼”して差し上げますよ」
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渋谷 姫乃 (CV:藤森ゆき奈)
【学園生活を謳歌するイマドキな快楽主義者】 多数のファッション誌を愛読し、自身もまた読者モデルとして誌面に載ったことがある。 女の武器がいかに**力であるかを知り、外見に磨きをかけることに時間を費やしている。 クラスのファッションリーダー的存在としてチヤホヤされているが、学力は底辺。 留年を免れてから数週間、「教師と取引をした」 と囁かれていたり、 「お金に困ったことがない」 などと怪しい発言があったりするが、真相は定かではない。 ギャルっ気のある口調を煙たがらない肉食系男子にとって、 その外見と思わせぶりな微笑みはすこぶる人気が高い。 瑠衣に興味を抱いているが、どう言い寄っても撃沈してしまうのが最近の悩み。
「ねーえ、瑠衣くんち今日行っていい? 長居とか全然しないし、ねぇ?」
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ナイン(CV:桐谷華)
【ミステリアスな言動と可愛らしい姿で現れる謎の人物】 ユニセックスな外見からは―― 性別不明。 あらゆる語学を理解するが―― 国籍不明。 音もなく隣で嗤う神出鬼没―― 身元不明。 予言めいた言動で人を惑わすだけ惑わし、蜃気楼のように闇に溶けてしまう。 大人の女性の妖艶さと、**のような純粋さを併せ持つが、 言葉の裏には残酷ささえもうかがえる。
「キミが学んできた言葉を用いて、キミが護ってきた声で聞かせて」
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上与那原 桐 (CV:相葉茉美)
【知的な眼鏡の奥に宿る愛国心】 瑠依のクラス担当を務めている教師。 教師を仕事と割り切り、それ以上の情熱を持たないイマドキな一面がある。坦々とノルマをこなすように授業を進める姿が逆に気に入られ、 学生たち (特に男子) から安定した支持を得ている。 事務的な行動からは想像できないくらい**い愛国心の持ち主であり、 普段から学生に 「貴方は国を愛せますか?」 と説いている。
「そんなことをするくらいなら、労働に勤しみ税を納めることをオススメします」
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布施 鳴海 (CV:山本兼平)
【信じるは己、頼るのは拳】 喧嘩の鬼。 鉄のような頑丈な骨と、死ぬまで折れない命知らずな心臓を持つ。 勝った相手の髪を刈り上げることから “スカーヘッド” の異名で知られている。成績が悪くて留年しかけたが、 首の皮一枚繋がって瑠依のクラスで時を同じくしている。 手の付けようがない悪童だったが、 瑠依に負けて意気投合してからは理由のない**行為から縁を切った。 以来瑠依とは仲が良いように見える。
「ありゃあいつらがわりーんだよ。当然の報いだ」
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鷹宮 伊知郎 (CV:八神大輔)
【神仏に尽くし娘を愛する神主】 “天満牛”総本宮から勧請された分祀八千社の一つ 『牛々神社』 の神主。小さな神社だが、本殿には学問の神・件(くだん) という妖怪の遺骨を預かっている。 早くに妻を亡くし男手ひとつで歩を育てたため、歩の将来について心配している。 厳格な印象を受ける顔つきだが、意外なほど温厚で冗談を好む。 他界してしまった瑠衣の父親とは盟友。 少々変わり者だった瑠衣の父親にとっては、同世代の良き理解者として、そして武道のライバルとしてお互いを認めた関係だった。
「そりゃ私だってね、『それとも……わたし?』 と耳元で囁いて欲しいわけですよ」
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