老舗割烹料理屋の三代目である末広隆介は、 女好きかつ不真面目でスタッフの受けは悪いものの 料理の腕と経営は超一流。 そんな彼の店にに、酒屋を営む東雲一香が 営業にやってくるが、隆介は酒屋の経営が 苦しいことを即座に見抜いてしまう。 大口の契約を持ちかける代わりに、 一香に性的な奉仕を要求する隆介。 夫を愛していた一香ではあるが、 サービス精神旺盛すぎる彼女との夜の生活に 夫は食傷気味であり、そっけなくあしらわれていた。 それ故に、どんな形であれ自分を求めてくれる隆介に 一香の心は揺れ動いてしまう――
東雲 一香 (しののめ いつか)