AVマニアの大学生、野々崎郁太はAVを観ながら抜くのが日課だった。 ある日、珍しく野々崎の家に訪問者が現れる。 訪ねてきたのは猪戸理という男性で、向かいのアパートに越してきたとのこと。 引っ越してきたばかりだから妻に友人がいないと言って、 野々崎は猪戸に妻と友人になってほしいとお願いされて意識して関係を持つように。 ただ、妻の史佳はなぜか野々崎と顔を合わせようとしない。 まるで顔見知りを避けるかのような感じで。 その理由に頭を悩ませる野々崎だがとあるキッカケで史佳の顔に既視感を覚える。 そう、あの顔は野々崎がもっとも大好きだったAV女優「紀海わか」だ! 野々崎が紀海わかのイベントに多数参加していることから、自分の正体を知る野々崎を避けていたようだ。 本来なら素人に興味のない野々崎だが元AV女優なら訳が違う。 憧れを暴走させ、紀海わかを自分のものとするために脅迫を始めるのだった……。
猪戸史佳(ししどふみか)