キャラクター |
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岡部倫太郎(CV:宮野 真守)
本編の主人公。東京電機大学1年生。 自らを狂気のマッドサイエンティストと名乗り、 その設定を自演するため悪役っぽく立ち振る舞っている厨二病患者。 大学入学直後、秋葉原に「未来ガジェット研究所」というサークルを立ち 上げて用途不明のガジェットを発明している。 携帯電話を耳に当てて、意味不明のひとり言をノリノリでつぶやく。 思い込みは激しく空気は読めず友達は少ない。 日常生活で覚えた違和感を、自分(世界的に優秀な頭脳を持つマッドサイエンティスト)を狙う機関の陰謀としたり、あるいは自分の特殊能力ということにして 「運命探知(リーディングシュタイナー)」と名付けるなど、いわゆる“痛い”ところがある。
「それが運命石の扉――シュタインズゲート――の選択だ。エル・プサイ・コングルゥ」 ※厨二病とは、本来中二病と書き、中学二年生ぐらいの思春期の少年が、精神的に背伸びをしたくなる事に起因して行う的外れな言動を、病気に例えて称した俗語。厨二病と書くのはネットスラング化の影響から。
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牧瀬紅莉栖(CV:今井麻美)
ヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所の研究員。 (アメリカの飛び級制度のため。年齢としては高校3年生に相当) 18歳にして飛び級で大学を卒業した才女。 さらにアメリカの著名な学術雑誌に論文が載り、一部で話題になっている。 ツンデレ。アメリカで女の子ながら飛び級で進級していったこともあり、周囲の妬みなどによく晒された影響で、気が**い性格になった。 誰に対しても隙を見せまいとしており、いつもムスッとしている。 だが本質は好奇心旺盛で、興味を持ったものにはやたらと首を突っ込んでくる。 理系人間。たまに常識外れな意見を言ったりする。 「被験者のプライバシーより実験データを重視するべき」等。 オカリンからは「貴様、なかなかのマッドサイエンティストぶりだな」 とよく言われるが、本人的にはそう言われることに納得していない。
「今だけは……アインシュタインに、文句を言いたい気分」
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椎名まゆり(CV:花澤香菜)
私立花浅葱大学付属学園2年生。 オカリンの幼なじみで、マイペースの天然キャラ。 ふんわりとした口調で、いつもニコニコして楽しそう。 考え方はとことん前向きの楽天家。 難しい理論などはよく分からないけど、楽しければそれでいいや、という感じ。 争い事は苦手で、気まずい空気のときにはしょんぼりしてしまう。 自分から場を和ませられるといいなとは考えているが、基本的に空気はあまり読めない。 おばあちゃん子で、幼い頃はよくおばあちゃんにおんぶされて一緒に夜空を見ていた。 その影響から、ふと空を見上げて手を伸ばす癖があり、 オカリンから勝手に『星屑との握手(スターダストシェイクハンド)』と命名されている。 本当に唐突なタイミングで(例えば会話の途中でも)その癖を実行するため、周囲にはよく驚かれる。
「トゥットゥルー♪」
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阿万音鈴羽(CV:田村ゆかり)
元気で、ちょっとがさつな、自転車大好き娘。 付き合ってみると、意外と気がつくタイプ。面倒見もいい。 馴れ馴れしいようで、深いところまでは踏み込まない。 他人の力を借りることを、あまり快く思っていない。 そのため、ギリギリまで他人に危機を明かさない。 自分の興味があることになると、性格が豹変。積極的に行動する。 たまに妙に難しい単語を使う癖があるが、なぜか意識的にそうしているように見える。 ブラウン管工房でバイトを始めたことで未来ガジェット研究所とも付き合うようになる。
「いい、よく聞いて。君たちは利用されてるだけだよ」
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漆原るか(CV:小林ゆう)
私立花浅葱大学付属学園2年生。まゆりのクラスメイト。 礼儀正しく清楚な正当派美少女的な性格。でも男。 オカリンに対してきちんと敬語を使う。 あまり自分から意見を主張することはなく、いざ主張するときももじもじと赤面しながら。 根が真面目すぎるが故に、他人の言うことを簡単に真に受けてしまう。 おかげで、オカリンが語る厨二病設定をすべて事実だと勘違いしている。 オカリンからは勝手に弟子に任命され、現在進行形で**されている最中。 かなりの恥ずかしがり屋で、まゆりからいつも「コスプレして」と頼まれるが断っている。
「コスプレするなんて、ボク、恥ずかしいです……」
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フェイリス・ニャンニャン(CV:桃井はるこ)
私立金糸雀学園2年生。 フェイリスというのはバイトしているメイド喫茶『メイクイーン+ニャン2』での名前。 まゆりとはバイト仲間である。すごくブリッコ。 男を虜にする小悪魔系。 言葉遣いも恥ずかしいほどにやたらとニャンニャン語が入る。 どうやら育ちは良さそうであるが、決してそれを表に出したりしようとはしない。
「フェイリスに勝とうなんて百年早いニャン!」
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桐生萌郁(CV:後藤沙緒里)
編集プロダクション「アーク・リライト」のバイト。 IBN5100という幻のレトロPCを探しているらしい。 極度の携帯電話依存症で、常に携帯電話をいじっている。 人とのコミュニケーションにおいては、会話とメールではまったく印象が異なる。
「手伝ってほしいことが、ある。……どう?」
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橋田至(CV:関智一)
東京電機大学1年生。 2次元から3次元まで節操なく萌える、アクティブなオタク。よく喋る。 @ちゃんねる用語を連発する。セクハラ発言も多め。 オカリンとは高校時代からの仲。 オカリンからの無茶な注文には、基本的に「めんどくさい」という理由で手伝おうとしないか、 本気を出さず適当に済まそうとする。 ただしオカリンのことは友人として信頼している。 プログラムやらハッキング技術やらには**い自信を持っている。 (スーパーハッカーと呼ばれるのは嬉しいが、スーパーハカーと呼ばれるのは気に入らない) 基本的にいつもPCの前にいる。
「スーパーハカーって呼ぶなよぅ。スーパーハッカーだろ常考」
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ドクター中鉢(CV:小形 満)
日本が誇る天才発明家(自称)。 それなりに特許は持っておりメディアにもよく登場するが、 周囲からは「うさんくさい自称発明家」というキャラとしてしか見られておらず、そのことに本人は非常に不満がある。 2010年7月28日、人類史上初のタイムマシンを完成させたとの記者会見を行うが、学会どころかマスコミにさえ相手にされなかった。 この記者会見は一般の人も見学可能となっており、オカリンはそれを見に行った。
「未来の人類のあり方を決定づけるほどに重大な論文なのだよ、これは」
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天王寺 裕吾(CV:てらそままさき)
未来ガジェット研究所が入っているビルの1Fに居を構える、 「ブラウン管工房」店主。ビルのオーナーでもある。妻とは死別。 一人娘の綯とブラウン管をこよなく愛している一方、液晶テレビには憎しみすら抱いているアナクロ人間。 「ブラウン管工房」はいつも暇そうだが、なぜか潰れる気配はまったくない。
「おめえ、俺のブラウン管を乱暴に扱いやがったな」
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天王寺 綯(CV:山本 彩乃)
天王寺裕吾の一人娘である小学生。 父親のことが大好きで、学校帰りに父の店であるブラウン管工房によく顔を出す。 性格は少しおとなしめ。 まゆりのことを「おねえちゃん」と呼んで慕っているが、 一方でオカリンやダルに対してはやたらと怯えた態度をとる。
「おはようございます、オカリンおじさん」
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4℃(CV:白石稔)
「雷ネット・アクセスバトラーズ」全国大会決勝で、 フェイリスが戦うヴァイラルアタッカーズのリーダー。 フェイリスに因縁をつけては、あの手この手で邪魔をしようと企む。 岡部とは別のベクトルで痛々しい言動が多く、異常なほどのナルシスト。
「ジ・エンド。世界はこの雷ネット世紀末に黒く染まる」
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フェイリスパパ(CV:菊本平)
フェイリス・ニャンニャンの父親。貿易会社社長。 秋葉原の有力者で、物腰の柔らかく、包容力のある男。 フェイリスが幼い頃に飛行機事故で死亡。 レトロPCマニアで、古いPCを趣味でたくさん集めていた。 また、普段は仕事で忙しく海外出張も多い仕事人間だったが、 家族のことを深く愛していた良きパパ。
「君にはお礼を言わねばならないね、岡部くん」
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